地中埋設物とは?解体工事で追加費用になる理由とトラブルを防ぐ方法

解体工事の見積もりを依頼した際に、という記載を見たことはありませんか?

初めて解体工事を依頼する方にとっては、

  • 地中埋設物って何?
  • なぜ追加費用になるの?
  • 事前に分からないの?

と疑問に感じるかもしれません。

今回は解体工事における「地中埋設物」について、種類や発生原因、費用相場、トラブル防止策まで詳しく解説します。

地中埋設物とは?

地中埋設物とは、その名の通り土地の中に埋まっている人工物や廃棄物のことです。

建物を解体し、基礎を撤去して初めて発見されるケースが多く、解体工事では非常に重要な問題の一つです。

地中埋設物の具体例

コンクリートガラ

最も多い埋設物です。

過去に建物を解体した際、

  • 基礎
  • 土間コンクリート
  • ブロック塀

などを撤去せず、そのまま埋め戻しているケースがあります。

特に昭和時代に解体された建物では頻繁に見られます。

レンガ・瓦

昔の住宅や倉庫などで多く見られます。

  • レンガ
  • タイル

などが大量に埋まっていることがあります。

古い浄化槽

現在は下水道に接続されていても、

過去に使用していた浄化槽が地中に残されている場合があります。

サイズによっては撤去費用が高額になることもあります。

井戸

古い住宅では珍しくありません。

井戸は撤去前にお祓い(井戸埋め)を行う方も多く、追加工事になるケースがあります。

廃材・ゴミ

昔は現在ほど廃棄物処理法が厳しくなかったため、

  • 木くず
  • 家庭ごみ
  • 金属類
  • 廃プラスチック

などが埋められていることがあります。

地下構造物

  • 地下室
  • 防空壕
  • 地下タンク
  • 地下配管

なども埋設物として発見されることがあります。

なぜ見積もり時に分からないのか?

お客様から、「最初から見積りに入れていてほしい。」と言われることがあります。

しかし実際には難しいのです。

地面の下は見えない

解体工事の見積もり時は、建物が建った状態です。

そのため、

  • 基礎の深さ
  • 埋設物の有無
  • 埋設物の量

は確認できません。

図面が残っていない

築40年以上の住宅では、建築図面や解体記録が残っていないことも多くあります。

そのため過去の状況を確認できないケースが少なくありません。

地中埋設物が出たらどうなる?

一般的な流れは次の通りです。

① 工事を一旦停止

 埋設物を発見したら作業を止めます。

 勝手に処分すると後々トラブルになるためです。

② 写真撮影

 埋設物の

  • 種類
  • 大きさ
  • 数量

 が分かるように記録します。

 ③ お客様へ報告

 写真を添付し、

  • 何が出たのか
  • 撤去が必要か
  • 費用はいくらか

 を説明します。

 ④ 見積提出

 追加費用を提示し、了承を得てから作業を再開します。

地中埋設物の撤去費用相場

埋設物の内容によって大きく変わります。

コンクリートガラ:1㎥あたり 3万円~8万円程度

浄化槽:5万円~30万円程度

井戸:3万円~20万円程度

廃材・ゴミ:数万円~数十万円

大量埋設:100万円以上になるケースもあります。

地中埋設物でよくあるトラブル

「最初の見積もりより高くなった」

最も多いトラブルです。

しかし実際には、見積もり時に確認できないため、優良業者でも避けられない場合があります。

「写真がない

埋設物の写真がないと本当に出たのか?という疑念につながります。

そのため必ず写真を確認しましょう。

「無断で追加工事」

お客様への説明なく撤去して請求するのはトラブルの原因です。

追加工事は必ず事前説明が必要です。

地中埋設物を防ぐ方法

完全に防ぐことはできませんが、次の方法でリスクを下げられます。

建物の履歴を確認する

  • 過去に建物があったか
  • 増築履歴があるか
  • 解体歴があるか

を確認します。

近隣の情報を聞く

昔から住んでいる近隣住民が、「昔ここに工場があった」「以前の建物を埋めた」など知っていることがあります。

信頼できる解体業者を選ぶ

重要なのは、「埋設物が出ない業者」ではなく、「出た時に誠実に対応する業者」を選ぶことです。

レリックの対応

株式会社レリックでは、地中埋設物を発見した場合、

  • 作業を一旦停止
  • 写真撮影
  • お客様へ即時報告
  • 追加見積書を提出
  • ご承諾後に撤去

という流れを徹底しています。

無断で追加工事を行うことはありません。

まとめ

地中埋設物は解体工事において避けて通れない問題です。

特に築年数が古い住宅や、過去に建物の建て替えが行われた土地では発見される可能性が高くなります。

しかし、

  • 事前説明
  • 写真記録
  • 明確な見積もり

を徹底することでトラブルは防げます。

解体工事を依頼する際は、地中埋設物への対応方針を事前に確認し、安心して任せられる業者を選びましょう。

株式会社レリックでは、東海3県内全域で解体工事のご相談を承っております。地中埋設物の不安や追加費用に関するご質問も、お気軽にご相談ください。